教員研究業績  
    (最終更新日:2014-07-02 18:35:52)
  オグリ タカシ   OGURI TAKASHI
  小栗 崇資
   所属   経済学部 商学科
   職種   教授
■ 研究テーマ
1.連結会計についての研究
 現代の主要な経済主体である企業グループの構造や機能を会計的側面から明らかにするうえで、連結会計の役割はますます重要となっているが、連結会計をめぐってはなお多くの論点が未解明である。その中で連結会計の過去から現在にいたる生成・発達過程と将来の展開方向の解明を研究テーマとしている。これまでは歴史的分析が主であったが、今後は国際会計基準等を素材に理論的分析を深めていくつもりである。また国際会計基準とのコンバージェンスの中での日本の企業会計制度の変容についても研究を進めていくつもりである。
2.簿記会計の基本構造についての研究
 複式簿記の生成・確立と財務諸表への発展は株式会社への資本の展開の中から生じているが、その過程と構造は必ずしも明らかではない。簿記会計の発展と資本主義の展開とを関連づけて、その基本構造を解明することをもう1つの研究テーマとしてる。現代の会計の特質を簿記会計の基本構造から研究していくつもりである。
■ 現在の専門分野
会計学 (キーワード:連結会計、複式簿記、株式会社会計、国際会計基準) 
■ 学歴
1. 中央大学 法学部 卒業
2.
(学位取得)
明治大学 博士
3. 明治大学大学院 商学研究科 商学専攻博士後期課程 博士課程単位取得満期退学
■ 著書・論文歴
1. 著書  『株式会社会計の基本構造』 (単著) 2014/03
2. 著書  『アメリカ連結会計生成史論』 (単著) 2002/03
3. 著書  『内部留保の経営分析―過剰蓄積の実態と活用』 (共著) 2010/05
4. 著書  『国際会計基準を考える―変わる会計と経済』 (共著) 2003/06
5. 著書  『新世紀の企業会計論』 (共著) 2001/07
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■ 学会発表
1. 2000/10 *(Asian-Pacific Conference on International Accounting Issues)
■ 教育上の能力
●教育方法の実践例
1. 2004/04~
●作成した教科書、教材
1. 2003/06
2. 2001/07
■ 主要学科目
財務会計論ab(学部)、会計学特論(大学院)
■ 授業の進め方
一方的な講義ではなく学生との質疑をまじえて双方向的な授業をこころがけている。また単調になりがちな講義の合間に、興味をひくような会計の事例分析を入れて理論と現実との結びつきを実感できるように努めている。
■ 所属学会
1. 会計理論学会
2. 経済理論学会
3. 日本会計研究学会
4. 日本会計史学会
5. 日本中小企業学会
■ 研究課題・受託研究・科研費
1. 1998/04~1999/03  日本福祉大学福祉社会開発研究所の福祉産業研究プロジェクト 国内共同研究 
■ 運営活動
1. 2013/04/01
経済学部長