教員情報 - 青野　博之

（最終更新日：2018-09-13 17:15:15）

  アオノ　ヒロユキ   AONO HIROYUKI
  青野　博之
   所属   法科大学院法科大学院

職種教授

■ 研究テーマ

不法行為責任、特に、危険責任を研究している。日本民法とドイツ民法の比較を通じて、日本民法のあり方を追究している。その中で、ドイツ民法の改正動向に関心がある。また、不法行為責任における被害者の行為の位置づけ、不法行為法と契約法の関係、消費者法、ヨーロッパ私法をめぐるテーマにも興味を持っている。

■ 学歴

1.		神戸大学法学部卒業
2.		神戸大学大学院法学研究科博士課程後期課程博士課程単位取得満期退学修士

■ 著書・論文歴

1.	著書	新プリメール民法4 （共著） 2018/04
2.	著書	『判例講義民法Ⅱ（第2版）』奥田昌道ほか編（共著） 2014/11
3.	著書	『教育法の現代的争点』日本教育法学会編（共著） 2014/07
4.	著書	『論点体系判例民法8不法行為Ⅱ（第2版）』能見善久・加藤新太郎編（共著） 2013/12
5.	著書	『使用者責任の法理と実務』藤村和夫編（共著） 2013/03
6.	著書	『判例プラクティス民法Ⅱ債権』　松本恒雄ほか編（共著） 2010/06
7.	著書	『慰謝料算定の理論』　齋藤修編（共著） 2010/04
8.	著書	『論点体系判例民法8不法行為Ⅱ』　能見善久・加藤新太郎編（共著） 2009/11
9.	著書	『交通事故訴訟』塩崎勤ほか編（共著） 2008/04
10.	著書	『現代法学を学ぶ人のために（第2版）』中川淳編（共著） 2008/03
11.	著書	『現代社会と民法（第3版）』中川淳編（共著） 2006/05
12.	著書	『プリメール民法４（第３版）』大島俊之ほか著（共著） 2005/10
13.	著書	『民法判例演習』伊藤進・織田博子編（共著） 2005/10
14.	著書	『基本法コンメンタール債権各論Ⅰ（第４版）新条文対照補訂版』遠藤浩編（共著） 2005/08
15.	著書	『判例講義民法Ⅱ（補訂版）』奥田昌道ほか編（共著） 2005/04
16.	著書	『現代法学を学ぶ人のために』中川淳編（単著） 2003/09
17.	著書	『ホーンブック民法Ⅳ（改訂版）』伊藤進編（共著） 2003/05
18.	著書	『プリメール民法４（第２版）』大島俊之ほか著（共著） 2003/03
19.	著書	『民法Ⅳ』平井一雄編（共著） 2002/12
20.	著書	『争点ノート民法Ⅰ（改訂版）』半田正夫編（共著） 2002/05
21.	著書	『判例講義民法Ⅱ』奥田昌道ほか編（共著） 2002/05
22.	著書	ドイツ債務法現代化法案（民法改正部分）試訳（共著） 2001/09
23.	著書	『新判例マニュアル民法Ⅳ』川井健ほか編著（共著） 2000/04
24.	著書	プリメール民法４ ◎大島俊之（共著） 2000/04
25.	著書	『現代社会と民法』中川淳編（共著） 1998/05
26.	著書	『注解交通損害賠償法（新版）第１巻』川井健ほか編（共著） 1997/10
27.	著書	ホーンブック民法Ⅳ債権各論（（共著） 1996/11
28.	著書	『ドイツ債務法改正委員会草案の研究』下森定・岡孝編（共著） 1996/06
29.	著書	『注釈ドイツ契約法』右近健男編（共著） 1995/08
30.	著書	『注釈ドイツ不当利得・不法行為法』椿寿夫・右近健男編（共著） 1990/12
31.	著書	逐条判例民法（共著） 1988/10
32.	著書	基本法コンメンタール　債権各論（第三版）（共著） 1988/06
33.	著書	『ドイツ債権法総論』（共著） 1988/03
34.	著書	契約の解除（共著） 1987/11
35.	著書	債権総論 ◎石田喜久夫（共著） 1983/05
36.	論文	仕事の目的物が契約の内容に適合しない場合における注文者の権利―ドイツ民法における先履行義務者の保護― （単著） 2018/03
37.	論文	近親者固有慰謝料（単著） 2017/11
38.	論文	賃借建物の火災の場合における賃料減額と修補（単著） 2017/10
39.	論文	賃貸借における環境瑕疵―借家の近くに子どもの遊び場ができた場合の問題― （単著） 2017/03
40.	論文	追完費用が過分である場合における注文者及び買主の損害賠償請求 ―ドイツ請負法及び売買法― （単著） 2016/03
41.	論文	税法違反の請負における注文者の瑕疵修補請求及び請負人の不当利得返還請求―ドイツ民法における闇労働（Schwarzarbeit）― （単著） 2015/03
42.	論文	ドイツ民法における賃借人の瑕疵修補請求権と消滅時効（単著） 2014/03
43.	論文	無効な契約を撤回することができるか―ドイツ民法におけるレーダー探知機の通信取引契約― （単著） 2013/03
44.	論文	損害賠償金の使途の自由―ドイツ民法第249条第2項第1文に基づく損害賠償― （単著） 2012/03
45.	論文	ドイツにおける事実婚の解消と財産の清算（単著） 2011/03
46.	論文	不法原因給付又は瑕疵ある給付があった場合における不法行為と損益相殺（単著） 2011/01
47.	論文	注文者の瑕疵修補に代わる損害賠償請求（単著） 2010/12
48.	論文	売主の瑕疵責任-買主の追完請求権を中心に（単著） 2010/09
49.	論文	買主の追完請求権についての立法論-請負及びドイツ売買法を参考にして（単著） 2010/04
50.	論文	消費用動産売買指令とドイツ瑕疵責任-期間指定と損害賠償- （単著） 2010/03
51.	論文	買主の不当な瑕疵修補請求に対する売主の損害賠償請求（単著） 2009/03
52.	論文	責任能力規定をどう考えるか（単著） 2008/09
53.	論文	売買目的物の瑕疵と売主の悪意-ドイツ民法における瑕疵（義務違反）を理由とした解除（単著） 2008/03
54.	論文	売買目的物の瑕疵と売主の悪意-ドイツ民法における瑕疵（義務違反）を理由とした解除（単著） 2007/03
55.	論文	約款規制におけるヨーロッパ法とドイツ民法の関係―不公正条項に関するEC指令をめぐって（単著） 2006/03
56.	論文	共同不法行為と過失相殺（単著） 2005/06
57.	論文	連帯債務の成立―民法427条と商法511条１項を中心に（単著） 2005/04
58.	論文	売買目的物に瑕疵がある場合における買主による瑕疵除去-ドイツ民法における追完請求権（単著） 2005/03
59.	論文	売買目的物に瑕疵がある場合における買主の権利と売主の地位（単著） 2003/06
60.	論文	消費者法の民法への統合（単著） 2002/03
61.	論文	イギリス法における無断侵入者に対する不法行為責任と危険引受（単著） 2001/12
62.	論文	医薬品副作用被害救済法（単著） 2001/07
63.	論文	特別損害と予見可能性（単著） 2000/07
64.	論文	クラブ活動中の事故（単著） 1999/03
65.	論文	共同運行供用者の他人性（単著） 1997/09
66.	論文	工作物責任と失火責任法（単著） 1997/03
67.	論文	ドイツ法における事実婚と建物賃貸借ー賃借人の死亡と事実婚当事者による賃借権の承継ー（単著） 1995/03
68.	論文	ドイツ旅行契約法の改正とＥＣ指令－１９９０年６月１３日のＥＣ理事会指令のＢＧＢ（ドイツ民法）への影響－（単著） 1995/03
69.	論文	ドイツ民法における表見代理（単著） 1994/05
70.	論文	立替払契約における名義貸人に対する請求と過失相殺の類推適用（単著） 1994/03
71.	論文	不当利得返還義務と過失相殺の類推適用（単著） 1993/06
72.	論文	損害賠償請求権の相続と混同による賠償請求権の消滅（単著） 1991/12
73.	論文	解除の法的構成として、直接効果説を排除すべき必然性はあるか（単著） 1990/12
74.	論文	学校事故の特質と注意義務（単著） 1990/12
75.	論文	契約なき債務不履行（単著） 1989/02
76.	論文	代理権の濫用と過失相殺的処理（単著） 1988/10
77.	論文	不法行為における複数関与者間の求償権（単著） 1988/04
78.	論文	西ドイツにおける危険責任論の動向と日本法への示唆（単著） 1988/03
79.	論文	コンクリート災害と法－不法行為責任（単著） 1987/06
80.	論文	教育過誤責任（単著） 1986/03
81.	論文	無断侵入者に対する不法行為責任（単著） 1985/07
82.	論文	教育過誤（単著） 1984/07
83.	論文	動物保有者責任の限界ー「他人」とは誰かー（単著） 1984/03
84.	論文	ドイツ法における無断侵入者に対する責任（三・完）（単著） 1983/12
85.	論文	ドイツ法における無断侵入者に対する責任（二）（単著） 1983/03
86.	論文	ドイツ法における無断侵入者に対する責任（一）（単著） 1983/02
87.	論文	イギリス法における無断侵入者に対する責任（単著） 1981/07
88.	論文	学校事故における責任について（2・完）（単著） 1979/07
89.	論文	学校事故における責任について（1）（単著） 1979/04
90.	その他	国立感染症研究所事件（単著） 2018/09
91.	その他	運行と運行起因性の意義（1）―運行の意義（単著） 2018/01
92.	その他	弁護士費用（単著） 2017/10
93.	その他	飲酒運転事故における共同飲酒者の責任（単著） 2017/04
94.	その他	自然災害（単著） 2017/02
95.	その他	認知症の者が発生させた事故とその配偶者・子の民法714条1項に基づく損害賠償責任（単著） 2016/04
96.	その他	死刑確定者の①信書の発信または②弁護人との秘密面会を許可しないことが違法とされた事例（単著） 2016/02
97.	その他	国立感染症研究所事件（単著） 2011/09
98.	その他	マンションの不在組合員が住民活動協力金を負担すべきものとする規約変更の有効性（単著） 2010/10
99.	その他	高齢者向け優良賃貸住宅における緊急対応サービス契約の債務不履行（単著） 2010/02
100.	その他	消費者と民法における人（単著） 2009/07
101.	その他	元従業員の内部告発と不法行為責任（単著） 2009/02
102.	その他	暴行現場に居た少年の法的義務（単著） 2009/02
103.	その他	Ｂ型肝炎訴訟における因果関係と除斥期間の起算点（単著） 2007/03
104.	その他	親権者の監督義務違反による損害賠償責任を否定した例（単著） 2006/11
105.	その他	不法行為に基づく損害賠償債権に対する差押え・仮差押えと保険代位（単著） 2006/10
106.	その他	実名による提訴報道と名誉毀損及びプライバシー侵害（単著） 2006/08
107.	その他	逸失利益の中間利息控除率（単著） 2006/01
108.	その他	共同不法行為における過失相殺の方法（単著） 2004/06
109.	その他	国立感染症研究所事件（単著） 2004/04
110.	その他	保険外務員による金銭騙取と使用者責任（単著） 2004/03
111.	その他	全国法学部これが民法の試験問題だ（２）（単著） 2004/02
112.	その他	田上富信著『やさしい事務管理・不当利得・不法行為法』（単著） 2003/07
113.	その他	うつ病による労働者の自殺と使用者責任（単著） 2001/07
114.	その他	入会金不返還条項の解釈（単著） 2000/12
115.	その他	過労自殺と損害賠償責任－電通事件（単著） 2000/08
116.	その他	ドイツ（法律・著書・論文）の紹介（単著） 2000/03
117.	その他	後遺症に対する示談の効力（単著） 1999/09
118.	その他	共同不法行為者の一人と被害者との間で成立した和解の効力が他の共同不法行為者に及ぶ場合における求償金額の算定（単著） 1999/05
119.	その他	代車料の請求認否について（単著） 1999/05
120.	その他	「藤村和夫著『交通事故賠償理論の新展開』」の書評（単著） 1998/08
121.	その他	藤村和夫著『交通事故賠償理論の新展開』（単著） 1998/08
122.	その他	預託金会員制ゴルフクラブの会員権とその相続に関する規則の解釈（単著） 1998/03
123.	その他	注文者の不協力と建築請負人による賃料保証契約の履行拒絶（単著） 1996/10
124.	その他	ドイツ（法律・著書・論文）の紹介（共著） 1996/02
125.	その他	割賦購入あっせんにかかる販売契約の申込みの撤回等（クーリング・オフ）が口頭でできるか（積極）（単著） 1995/12
126.	その他	永久脱毛施術と債務不履行（単著） 1995/11
127.	その他	いじめによる自殺と学校の責任（単著） 1995/07
128.	その他	交通損害賠償の基礎知識・上巻（共著） 1995/05
129.	その他	ドイツ（法律・著書・論文）の紹介（共著） 1995/01
130.	その他	新・法学を学ぶ人のために（共著） 1994/04
131.	その他	冷暖房機騒音事件（単著） 1994/04
132.	その他	「道垣内正人著『自分で考えるちょっと違った法学入門』」の書評（単著） 1994/03
133.	その他	不法行為（12）ープライバシーの侵害（単著） 1994/03
134.	その他	共同不法行為者間の求償と民法７０８条の類推適用（単著） 1994/02
135.	その他	ドイツ（法律・著書・論文）の紹介（共著） 1993/12
136.	その他	学界回顧　交通法（単著） 1993/12
137.	その他	教育法学辞典（共著） 1993/04
138.	その他	賃貸人の地位の譲渡に対する賃借人の異議（単著） 1993/04
139.	その他	「副田隆重・中舎寛樹・山崎敏彦著『新・民法学１総則』」の書評（単著） 1992/12
140.	その他	ドイツ（法律・著書・論文）の紹介（共著） 1992/12
141.	その他	学界回顧　交通法（単著） 1992/12
142.	その他	ハンドブック民法Ⅱ（債権）（共著） 1992/09
143.	その他	公立小学生の放課後事故（単著） 1992/07
144.	その他	公立中学クラブ活動中の事故（単著） 1992/07
145.	その他	ドイツ（法律・著書・論文）の紹介（共著） 1991/12
146.	その他	学界回顧　交通法（単著） 1991/12
147.	その他	名義貸与者に対する信販会社の立替金請求と過失相殺の類推適用（単著） 1991/10
148.	その他	犯罪から客を守る義務がレストラン（店）に課される場合に該当する可能性があるとされた事例（単著） 1991/07
149.	その他	犯罪から客を守る義務がレストラン（店）に課される場合に該当する可能性があるとされた事例（単著） 1991/07
150.	その他	不法行為（共著） 1991/06
151.	その他	ドイツ（法律・著書・論文）の紹介（共著） 1990/12
152.	その他	判例回顧　民法（共著） 1990/04
153.	その他	建築請負契約における注文者と下請負人の関係（単著） 1989/11
154.	その他	建築請負契約における担保責任と損害賠償（単著） 1989/08
155.	その他	頚部腫瘤摘出時の頚椎神経切断事件（単著） 1989/06
156.	その他	争点ノート　民法Ⅰ〔総則・物権法・家族法〕（共著） 1989/06
157.	その他	相殺権の行使と信義則（単著） 1989/06
158.	その他	判例回顧　民法（共著） 1989/03
159.	その他	被用者が故意である場合の使用者責任と過失相殺（単著） 1988/06
160.	その他	間接被害者の損害賠償請求権（共著） 1988/03
161.	その他	基地騒音事件（単著） 1987/08
162.	その他	遅れて建物を建築した者の目隠設置請求（単著） 1987/07
163.	その他	複数占有者間の工作物責任（単著） 1987/05
164.	その他	イリノイ州において、判例により寄与過失を棄て純粋の比較過失を採用する（単著） 1985/08
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■ 学会発表

1.	2016/05/21	自然災害（日本交通法学会）
2.	2008/02	法科大学院認証評価シンポジウム第1回認証評価の報告と今後の課題（法科大学院教育の理念と実践-2007年度上期ＪＦＬ認証評価報告）

■ 主要学科目

〔大学院〕民法Ⅰ、民法Ⅳ、民法Ⅴ、民法発展演習、外書講読、エクスターンシップ、研究論文指導

■ 授業の進め方

学生から意見が活発に出るように心がけ、双方向型の講義になるように努力している。

■ 所属学会

1.		日米法学会
2.		日本教育法学会
3.		日本交通法学会
4.	2017～	∟ 理事
5.		日本私法学会
6.		日本法社会学会
7.		比較法学会
8.	2018/06～	∟ 理事
9.		民事法研究会
10.		臨床法学教育学会
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■ 研究課題・受託研究・科研費

2009/06

「ドイツ債務法改革の7年」のうちの「売主の瑕疵責任-買主の追完請求権を中心に」国内共同研究

■ 講師・講演

2016/09

認知症高齢者（責任無能力者）の不法行為と損害賠償責任―立法論を含む―（東京）

■ 委員会・協会等

1.	2013/04/01～2014/03/31	公益財団法人大学基準協会法科大学院認証評価分科会委員
2.	2008/04/01～2009/03/31	財団法人大学基準協会法科大学院認証評価分科会委員
3.	2004/04/01～2007/03/31	財団法人大学基準協会相互評価委員会分科会委員

■ 運営活動

1.	1997/04 1999/03 第２部法律学科主任
2.	2004/04 2007/03 大学院法曹養成研究科長
3.	2008/04 2009/03 大学院法曹養成研究科長
4.	2009/04 2011/09 大学院法曹養成研究科法曹養成専攻主任
5.	2018/04/01 大学院法曹養成研究科法曹養成専攻主任