教員情報 - 萩原　義雄

（最終更新日：2018-03-30 00:24:44）

  ハギハラ　ヨシオ   HAGIHARA YOSHIO
  萩原　義雄
   所属   総合教育研究部日本文化学部門

職種教授

■ 研究テーマ

①本邦古辞書の総合研究②国語辞書史研究③仮名書き法華經の国語研究④近・現代語語彙研究⑤文字史研究⑥情報言語学⑦ウルトラマラソンにおける人間精神学

■ 学歴

1.		駒澤大学文学部国文科卒業
2.		駒澤大学院人文科学研究科国文学専攻博士課程単位取得満期退学修士
3.	2004/04～2005/03	ローマ法王立サレジオ大学ドン・ボスコ図書館留学

■ 著書・論文歴

1.	著書	文部科学省学術フロンティア推進事業「関西圏の人間文化についての総合的研究」（共著） 2008/11
2.	著書	サレジオ大学マリオ・マレガ文庫所蔵江戸時代末に成る『真書千字文』の文字仕様について（単著） 2005/03
3.	著書	『壒嚢鈔』巻第一「五節供」の典拠資料について－『東山往来』『拾芥抄』『太平記』『下學集』等からの引用姿勢－（単著） 2003/11
4.	著書	『壒嚢鈔』に於ける「仏名懺悔」記載典拠について－行轡の編纂構成へのアプローチ－（単著） 2003/06
5.	著書	古辞書研究資料叢刊（共著） 1996/06
6.	著書	三代十返舎一九編輯（単著） 1996/05
7.	著書	古辞書研究資料叢刊（共著） 1995/11
8.	著書	古辞書研究資料叢刊（共著） 1995/11
9.	著書	日本古辞書を学ぶ人のために（共著） 1995/05
10.	著書	西来寺蔵『仮名書き法華経』翻字篇（単著） 1994/04
11.	著書	西来寺蔵『仮名書き法華経』影印篇（共著） 1993/04
12.	論文	『小野篁哥字盡』の研究〔1〕－資料東京都立中央図書館加賀文庫蔵『續撰小野篁哥字盡』について－（単著）
13.	論文	『小野篁哥字盡』の研究〔2〕－資料東京都立中央図書館加賀文庫蔵『續撰小野篁哥字盡』について－（単著）
14.	論文	『小野篁哥字盡』の研究〔3〕－資料東京都立中央図書館加賀文庫蔵『續撰小野篁哥字盡』について－（単著）
15.	論文	『小野篁哥字盡』の研究〔4〕－資料東京都立中央図書館加賀文庫蔵『續撰小野篁哥字盡』について－（単著）
16.	論文	真福寺文庫蔵『琑玉集』の国語研究（単著）
17.	論文	『童子字盡』の研究―本文篇及び索引編― （単著） 2017/01
18.	論文	漢字字體史研究二字体と漢字情報「漢字字体規範史データベース」の利用―「ファレシュマンセミナー」の単漢字報告― （共著） 2016/11
19.	論文	是心本『節用集』語彙について<資料研究の現在> （単著） 2015/12
20.	論文	饅頭屋本『節用集』二種の語彙―草木門の語彙を中心として― （単著） 2014/12
21.	論文	饅頭屋本『節用集』二種の語彙―生類<畜類>門の語彙を中心として― （単著） 2013/12
22.	論文	どぢやう【泥鰌・鯲】その他語彙―饅頭屋本『節用集』二種本を中心に据えて― （単著） 2012/12
23.	論文	『庭訓往来註』にみる室町時代古辞書について―その十　七月卅日状、語注解― （単著） 2010/03
24.	論文	『作庭記』について（単著） 2009/12
25.	論文	『庭訓往来註』にみる室町時代古辞書について―その九　七月日状、語注解― （単著） 2009/03
26.	論文	徃来物資料『尺素徃来』古写本語彙について（単著） 2008/12
27.	論文	関西文化のメカニズム「堀流水軒と徃来物」（単著） 2008/11
28.	論文	関西の伝統行事―たなばた祭の今昔―」→徃來物にみる「七夕」について（単著） 2008/07
29.	論文	『庭訓往来註』にみる室町時代古辞書について―その八　七月五日状、語注解― （単著） 2008/03
30.	論文	『色葉字類抄』が典拠とした徃來物―『東山徃来』の語彙を中心に比較検証― （共著） 2007/12
31.	論文	『庭訓往来註』にみる室町時代古辞書について―その七　六月十一日状、語注解― （単著） 2007/03
32.	論文	『庭訓往来註』にみる室町時代古辞書について―その六　六月七日状、語注解― （単著） 2007/03
33.	論文	樋口一葉『たけくらべ』（自筆原稿）と文字―活字製版本文字との比較― （単著） 2007/03
34.	論文	『下學集』における字形相似の文字―『和漢朗詠集』所収句の表記字体注釈から― （単著） 2006/03
35.	論文	『庭訓往来註』にみる室町時代古辞書について―その五　五月日状、語注解― （単著） 2006/03
36.	論文	サレジオ大学マリオ・マレガ文庫所蔵『宗統復古志』巻之上－その文字様について－（単著） 2005/03
37.	論文	延慶本『平家物語』における「聞」文字仕様について（単著） 2005/02
38.	論文	『庭訓往来註』にみる室町時代古辞書について－その四五月九日状、語注解－（単著） 2004/03
39.	論文	松嶋瑞巌寺蔵『天台記』書記文字について－省画・増画・異体表記文字、特に「聞」の異体表記文字－（単著） 2004/03
40.	論文	「国」と「囯」の文字を考える（単著） 2003/03
41.	論文	『庭訓往来註』にみる室町時代古辞書について－その三卯月十一日の状語注解－（単著） 2003/03
42.	論文	「土」の字増画「丶」による異体字「圡」について（単著） 2002/03
43.	論文	『塵袋』における典拠漢籍『文選』『文選注』について（単著） 2002/03
44.	論文	『庭訓往来註』にみる室町時代古辞書について－その二卯月五日の状語注解－（単著） 2002/03
45.	論文	「点画少異字」にみる文字研究（単著） 2001/03
46.	論文	『庭訓往来註』にみる室町時代古辞書－『下學集』『節用集』『運歩色葉集』を中心に－（単著） 2001/03
47.	論文	叡山文庫藏『句双紙』の用語研究大友信一博士古稀記念論集（単著） 2001/03
48.	論文	中世以降の漢文学と「真字語文」に見る本邦古典作品（単著） 2000/10
49.	論文	「又云」「又日」攷－室町時代古辞書『下学集』を中心に－（単著） 2000/03
50.	論文	室町時代古辞書『運歩色葉集』の語注記について－「志賀寺聖人」逸話譚そして「玉箒」「子日」－（単著） 2000/03
51.	論文	禅籍快庵伝『大中寺禅室内秘書』覚え書き「王」の尾頭字、象徴語「つるつると」「マツカウ【末向】」「ものすごい」感動詞「うゝ」雀は「ジウ」、鳥は「ガウ」「あかはだか」「初生の月」「したっか」「卍」の字「ありとあらゆる」「五色の中央」（単著） 2000/03
52.	論文	「又云」「又曰」攷－室町時代古辞書『下学集』を中心に－（単著） 1999/03
53.	論文	叡山文庫蔵『句双紙』（単著） 1999/03
54.	論文	室町時代の古辞書『運歩色葉集』の語注記について－「志賀寺聖人」逸話譚そして「玉箒」「子日」－（単著） 1999/03
55.	論文	禪籍快庵的伝『大中寺禪室内秘書』（単著） 1999/03
56.	論文	新資料・西教寺蔵『『吾妻鏡』抄祿』〔零古写本〕について－付・影印資料およびその国語学的考察－（単著） 1998/10
57.	論文	作語攷－室町時代古辞書『下学集』を中心に－（単著） 1998/03
58.	論文	世俗・世話攷－室町時代古辞書『下学集』を中心に－（単著） 1998/03
59.	論文	国会新写本『要略字類鈔』－その２三種カナ字音について－付載・他古辞書対校カナ字音表（単著） 1997/10
60.	論文	唐名攷－読み方と室町時代古辞書の収載形態について－（単著） 1997/03
61.	論文	西教寺蔵『法華經音義・法華經略音』三種字音について付載字音一覧（単著） 1996/11
62.	論文	「異名」について－『下学集』の異名語彙をもとに－（単著） 1996/03
63.	論文	西来寺蔵『仮名書き法華経』語訓攷（単著） 1993/12
64.	その他	文部科学省学術フロンティア推進事業「関西圏の人間文化についての総合的研究」★堀氏流水軒著作資料集（単著） 2008/12
65.	その他	文部科学省学術フロンティア推進事業「関西圏の人間文化についての総合的研究」※往来物における「七夕詩歌」「七夕歌字尽」の資料（単著） 2008/07
66.	その他	文部科学省学術フロンティア推進事業「関西圏の人間文化についての総合的研究」★古徃来の世界―『尺素徃來』― （単著） 2008/03
67.	その他	文部科学省学術フロンティア推進事業「関西圏の人間文化についての総合的研究」（共著） 2007/03
68.	その他	文部科学省学術フロンティア推進事業「関西圏の人間文化についての総合的研究」（共著） 2007/03
69.	その他	文部科学省学術フロンティア推進事業「関西圏の人間文化についての総合的研究」※『本朝茶経』にみる茶文化圏と関西（共著） 2007/03
70.	その他	文部科学省学術フロンティア推進事業「関西圏の人間文化についての総合的研究」※江戸徃來としての『千字文』について（共著） 2007/03
71.	その他	文部科学省学術フロンティア推進事業「関西圏の人間文化についての総合的研究」（共著） 2006/03
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■ 学会発表

1.	2009/06	*
2.	2008/11	*

■ 教育上の能力

●教育方法の実践例
1.		独自のコンテンツの作成<BR>情報教育システム支援の「掲示板」書込み<BR>講義の予習・復習に役立つ「伝言板」作成
2.	2009/12/28～2009/12/30	イスラエル国シェンカール大學「書の系譜」講義及び講演
3.	1996/04/01～	15年間情報機器導入に基づく教育を一貫して取り組む
●作成した教科書、教材
1.	2003/03	表現法（話すこと）と表現法（書くこと）
2.	2003/03	文献資料を読む〔近・現代編〕
3.	2002/03	国語史（紀田順一郎著「日本の書物」抜粋選択ＤＢ－ＴＸＴ）
4.	2001/03	実用表現法＜パフォーマンス＞話すこと・読むこと・書くこと）
5.	2001/03	文献資料を読む（2001年度版）→〔古代・中世編〕
6.	2000/03	古典文法（2000年度版）
●当該教員の教育上の能力に関する大学等の評価
1.	2009/12/20	Ｗｅｂサイトを利用しての国語学からのアプローチとその実践－大学演習講義における実情報告と今後の取り組み方－
2.	2009/05/27～2009/06/10	ＩＴ遠隔授業の実践
3.	2002/06/22	第10回短大部門検討会議用データ～教育の情報化事例と討議～
●実務の経験を有する者についての特記事項
1.	2002/10/23	高校訪問実践模擬授業
2.	2002/01/17	附属高校進学学習説明会模擬授業
3.	2001/07/21	キャンパス相談会模擬授業
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■ 主要学科目

人に出会い、物に触れ、見聞し、体験し、記録し、検索し、照合し、“未知なる世界”を“既知なる世界”に変貌させていく。人と辞書との付き合いはここに始まる。辞書編纂の基本は、“ことばの探索”にある。辞書研究を通じて命あふれることばを修得しよう。

■ 授業の進め方

情報機器本学独自の「YeStudy」を使用し、講義内容の予習・復習を含め随時テーマ課題を設定し、受講生とキャッチボール型の実践学習を実施して四年目を迎えた。更なる先端情報機器教育活動のなか、D-BOOK開発を二年に渡り推進してきている。

■ 課外活動

（体連）ボーリング部顧問。（サークル）駒澤陸上同好会AC顧問。日曜公開講座（健康部門：ジョギング講師）及び講座受講生によるKOCC顧問。

■ 所属学会

1.		日本語学会
2.		訓点語学会
3.		計量国語学会
4.		ランニング学会

■ 社会における活動

1.		古辞書往來物研究会
2.	2002/03～2003/03	フジテレビ“めざまし用語辞典”に収録出演
3.	1998～2003	兵庫県美方郡村岡町村岡ダブルフルウルトラランニング大会運営者

■ 研究課題・受託研究・科研費

1.		日本国際交流基金＊
2.	2004/04～2009/03	武庫川女子大学関西文化研究センター国内共同研究

■ 委員会・協会等

2015/07/25～2020/07/07

全国大学国語国文学学会委員

■ 受賞学術賞

2015/11

坂本日深学術研究賞

■ ホームページ

情報言語学研究室

■ 運営活動

1.	またKOCC（駒澤大学公開講座倶樂部）を企画運営。
2.	2002 駒澤大学日曜公開講座―健康ジョギング部門専任講師―(現在に至る)